かかりつけの動物病院はありますか?
何かあったときにすぐ頼れる動物病院は決まっていますか?
もしまだそういった動物病院が定まっておらず、これから探すという方がいたら、ぜひ家から近い場所で探してください。
ずっとお世話になっている動物病院がある方も多いと思いますが、もしその動物病院が家から少し遠い場合も、いざという時に駆け込める動物病院をもう一つ家の近くに見つけておくことをおすすめします。
元々は動物病院の近くに住んでいたけれど、引っ越して少し遠くなった。
でもずっと診てもらっている動物病院でそこのスタッフはうちの動物たちのこともよくわかっているから通い続けている。
こういったパターンも多いと思います。
それはそれで、かかりつけを変えなくても良いと思います。
ですが、引っ越し先でももう一つ動物病院の目星をつけておくことをぜひおすすめしたいです。
動物が体調を崩し、検査をしたらしばらく毎日の通院が必要な状態だったということはよくあります。
入院するほど悪い時はそのまま入院になることもあります。
かなり悪い状態でも入院はさせたくないから通院を選択することもあります。
入院するほど状態は悪くないが、数日は通院を続ける必要があるという時、入院させてしまうのも一つの手かもしれませんが、動物の性格によっては入院に不向きな子もいます。
とても臆病で、飼い主さんから離れるとごはんを全く食べなかったり、精神的にショックで余計に具合が悪くなってしまうなんてことも時々あります。
状態が悪すぎて入院中に亡くなってしまう可能性がある時も、飼い主さんがなるべく傍についていたいからと通院を選択するパターンもあります。
状況は様々ですが、毎日通院することになった時、やはり家が遠いと通院が難しい時があります。
極端な話ですがたまに隣の県から来ている方もいますし、隣の市から来ている方もいます。動物病院まで車で30分以上かかるとして、時々の通院なら苦にならないと思いますが、毎日となると大変です。
車はいつも旦那さんが運転するけれど、ふだんは仕事だから車を運転できる人がいないので通えないということも多いです。
仕事が終わってから駆け込んでくる方もいます。動物病院の営業時間によってはそれも可能ならまだ良いかもしれません。
毎日仕事に行く時間を少し遅らせて動物病院へ来る方もいます。
休暇を取って来る方もいます。
なんとか調整して通院される方が多いです。
ですが中には家が遠いので通院は難しいという理由から治療を諦めてしまう方がいます。
動物の性格上、入院は向かない。
家の近くの動物病院で同じ処置をやってもらうのはどうかと提案してみても、信頼できる動物病院が近くに無い。
通院のために仕事は休めない。
弱っていく動物の姿を見るのは飼い主さんも辛いはずです。
こちらも治療すれば回復するかもしれないのにそれができないのはもどかしいです。
なにより動物自身は一番辛いでしょう。
動物病院が家から近かったら治療させてもらえたかもしれません。
それぞれ金銭的な問題など別の事情があるのかもしれませんが、家が遠いという理由が治療の障害になっていることも少なからずあるように思います。
ということで、
今日のタイトルの○○に埋まる言葉は「近場」です!
かかりつけの動物病院は絶対近場が良い!
通院のための長時間の移動は動物の体にも負担をかけるので、近ければ近いほど体への負担も減ります。
動物病院が近所にあれば緊急時も駆け込め易いです。
例えば犬が何かを誤飲した場合、物にもよりますが早めの対処が求められます。
「10分前に誤飲しました」と「1時間前に誤飲しました」では違ってくることがあります。
ぜひ、家の近所に頼れる動物病院を一つ作っておいてほしいと思います。
さらに付け加えさせてもらうと、それらの動物病院が閉まっている夜間や休診日に代わりに診てもらえる動物病院を探しておくこともおすすめします。
救急診療となると診療代が高いですが、緊急時だけでも最悪駆け込めるように家から一番近い救急病院がどこにあるか、ふだんからリサーチしておくことをおすすめします。
コメント