もしも大学生に戻れたら

その他

もしも獣医学科の学生時代に戻れたら?

もっと学生時代にこういうことをしてたら良かったかもしれないなんてことを考えることがある。

実際に戻ったとして、私は面倒臭がりなので実行しないかもしれないが(え!なんでやねん!?)、今現在獣医の学生だよという方にはぜひおすすめしたいことを話してみたいと思います(^^;)

①現場を知っておく

大学時代、私はわりと真面目に授業を聴いていた方だったと思う。

サボりもせず、ほとんど休みもせず、遅刻もせず、ほぼ居眠りもせず、授業中はいつもメモをとったりして講義を聴いていた。

今思うととても役に立つ情報を授業で話していたなぁと思う。

しかし当時は臨床現場を知らなかったため、話を聞いてもそれが大事な情報なのかわからなかったし、しっくりこなかった。

今大学の授業を聴くと多分興味の持ち方が全然違うだろうなぁと思う。

質問したいことも自然にたくさん出てくるような気がする。

将来進みたい分野が決まっているのであれば学生のうちに現場へ実習に行ったり見学しておく機会をいっぱい持った方が良い。

臨床現場なら、例えばどんな病気がよくみられるのかを知り、その病気の原因や治療法はどんなものか調べてみるといい。

現場で具体的な症例を目にしておくことで、授業で話を聴いたときの理解度が全然違ってくるのではないだろうか。

より興味を持って授業を聴けるのではないかと思う。

90分授業は長くて辛い時があるが、内容に興味を持って聴いていると90分なんてあっという間かもしれない。

私立大学の授業料は高い。

授業料に見合った知識を得られたかと考えてみると、どちらかというと私はNOだった。

大学の授業はその道の専門家が最新の知識を教えてくれる。

卒業するとそんな機会はなかなか無い。

お金を払って学会に参加して話を聴いたりはできるが、学会の参加料は学生よりだいぶ高くなる。

無料のセミナーはあるけれど、どこかの企業の依頼で何かの薬など新製品を売るための話だったり。それはそれで有益な情報を得られるけれど。

もっと現場を知っていたらもっと楽しく授業を聴けていただろうし、もっとたくさん恩恵を受けられただろうなと思う。

②大学図書館の利用

私はわりと大学の図書館を利用しまくっていた学生だった。

大学の図書館は専門書の量がすごい。

私は小学生の頃から動物について調べるのが好きだったため、獣医学に限らず、大学の図書館で動物の本をよく借りたりしていたし、獣医学書も見ていた。

それでももっともっと有益に利用できなかったのかと卒業してから考えることがある。

卒業してから大学の図書館へ足を運んだこともある。

今住んでいる家の近くに大学の図書館があったら良いのになぁ。

最新の専門書も入れてくれていたりするので、大学の図書館は社会人になってからも利用したいと思う。

期末試験が近いと図書館は人で溢れかえるが、それ以外の期間はわりと空いていて、好きな場所だった。

図書館にもよるかもしれないが、色んな分野の本が置いてあったりするので、小説を読んだりもしたし、料理の本を借りてレパートリーを増やしたり、勉強以外のことでもたくさん利用した。
DVDが観れたりもするので、私は映画もたくさん観たりしていた。

ほしい本があったらリクエストすれば購入してくれたりもするのでぜひ色々な用途で利用してみると良いと思う。

③学割、学生料金を利用する

社会人になって休日にどこかへ出かける時、大人料金と学生料金が違うことがよくあり、もっと学生のうちに遊びまわっておけば良かった!と思うことが多々ある。

学生時代はこんなに感じたことはなかったのになぁ。

社会人になると目につくようになった。

新幹線の学割はよく利用させてもらったけれど、それ以外あまり学割の恩恵を受けた覚えがない…。

学生って良いね。

でも遊びまわりたくてもお金が無いのよね…。

勉強も大事だけれど、バイトしてお金を稼いで、たくさん色々なところへ出かけることをおすすめしたい。

社会人になると出かける時間が無くなるので、よく聞くことかもしれないが、学生のうちにたくさん外に出かけておくことをおすすめしたい。

特に今日言いたかったのは①の現場を知っておくということ

機会があればぜひ積極的に行ってみてほしい。

学生に戻れたら以上のようなことを意識して過ごしたいと思うけれど、では学生に戻りたいかと聞かれたら、べつに戻りたくはない…(^^;)

社会人もそれなりに大変だけれど、学生もそれなりに大変よね。

面白いこともたくさんあったけど、レポートとか試験に追われたり、論文書かなきゃいけないとか、何かの発表をしなきゃいけないとか、嫌いな授業があったり、何かとストレスを抱えていたなぁと思う。

それでも大学生の期間は限られていて、人生の中で考えると学生生活を送れる期間はそんなに長くはない。

大変かもしれないけれど、頑張りつつ、学生生活を楽しんでほしい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました