春は狂犬病予防接種で動物病院へ来る方が増えますが、混合ワクチンの接種に来る方も結構多いです。
狂犬病が終わったら次に混合ワクチンを接種する、もしくは混合ワクチンをうってから1か月くらい間をあけて狂犬病ワクチンをうつというパターンの方もいらっしゃいます。
混合ワクチンには種類があり、動物病院によって扱っている種類は多少違いがあるかもしれません。
種類としては5種混合ワクチン、6種混合ワクチン、7種混合ワクチン、8種混合ワクチン、10種混合ワクチンなどがあります。その他3種混合、4種混合などもありますが、ちょっとイレギュラーなので今日の話では割愛します。
メーカーによって製造しているワクチンの種類は異なります。
また、動物病院によって使用しているワクチンのメーカーは異なると思います。
人のコロナワクチンのファイザーかモデルナか、みたいな感じです。
ですが例えば同じ5種混合ワクチンでも、特別な事情がない限り飼い主さんがメーカーを選べることは少ないと思います。
選択できるのは5種混合にするか、8種混合にするかというところです。
前置きが長くなりましたが、今日はこの混合ワクチンの種類についてお話しようと思います。
「何種にすればいいですか?」「他の人はどれを選ぶことが多いですか?」などと聞かれることがとても多いです。
最初は悩む方が多いです。
どのワクチンを選ぶかは皆さんそれぞれです。
私は関東で働いており、これは動物病院の所在地によっても差が出るかもしれませんが、私の個人的な感覚としてはどれが特に選ばれているというのは無いように思います。
また、その子の生活スタイルによっておすすめしたいワクチンは異なります。
混合ワクチンで予防できる感染症に関する知識が無い中で「どのワクチンにしますか?」と聞かれても悩むのは当然だと思います。
今回はワクチンの種類や予防できる病気について紹介しますので、混合ワクチンを選択する際の参考にしていただければと思います。
犬の混合ワクチンの種類
ここは文字をたらたら書くよりも表を載せておきます。
5種 | 6種 | 7種 | 8種 | 10種 | |
犬ジステンパー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
犬伝染性肝炎 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
犬アデノウイルス2型感染症 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
犬パラインフルエンザ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
犬パルボウイルス感染症 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
犬コロナウイルス感染症 | ○ | ○ | ○ | ||
犬レプトスピラ感染症 | ○ 2種類の血清型 | ○ 2種類の血清型 | ○ 4種類の血清型 |
9種混合ワクチンもありましたが、製造中止になってしまいました。また復活するかな??
9種の内容は、6種+レプトスピラが3種類入っています。
予防できる病気
それぞれの病気について簡単に説明していきますね。
犬ジステンパー
犬ジステンパーウイルス(モノネガウイルス目、パラミクソウイルス科、パラミクソウイルス亜科、モルビリウイルス属、犬モルビリウイルス(獣医の学生なら覚えておいたほうがいいかも!))の感染により起こります。
ちなみに人の麻疹もモルビリウイルス属です。
感染動物との直接接触、排泄物や分泌物との濃厚接触により感染します。
症状は発熱、食欲不振、流涙、鼻水、目ヤニ、結膜炎、白血球減少、下痢、嘔吐、皮膚の発疹、肉球や鼻の角化症、脳炎、痙攣発作など様々で、感染しても症状が無い場合もあれば、神経症状を呈して予後不良になることもあります。
ワクチン歴のない若齢犬の致死率は高く、神経症状を呈した場合には90%という報告もあります。
犬ジステンパーに対する特効薬は無いので、発症した場合は対症療法を行います。
犬ジステンパーウイルスは名前に「犬」と付いているものの、犬以外の動物にも感染します。
例をあげると、タヌキ、ハクビシン、アライグマ、イタチ、キツネ、フェレット、ライオン、トラ、サル、イノシシなど。
野生動物の中でも流行しているので、野生動物との接触にも注意する必要があります。
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス1型というウイルスによる感染症です。
感染した犬の糞便、尿、唾液などに含まれるウイルスが経口、経鼻感染します。
現在の日本ではワクチン接種の普及や飼育環境の変化などによりほとんど見られない病気となっています。
症状の重さは無症状な場合から突然死するような激しいものまで様々です。
症状は発熱、嘔吐、下痢、白血球減少、扁桃腺炎、腹痛、肝炎、時に神経症状など。
致死率は10~30%と言われています。
本症の特徴的症状の一つに、回復期の初期に片目または両目の角膜が混濁し、青っぽく見える「ブルーアイ」があります。ちなみにこういう特徴的なことは獣医師国家試験や伝染病学のテストで問われやすかったりします。
特効薬は無いので、治療は対症療法を行います。
犬アデノウイルス2型感染症
犬の上部気道感染症です。
犬アデノウイルス2型は犬伝染性喉頭気管炎ウイルスと言われることもあります。
症状は発熱、鼻汁、くしゃみ、短く乾いた咳など。
感染した犬との接触やウイルスを含む飛沫(鼻水、咳など呼吸器からの分泌物や糞便中にもウイルスが含まれています)を介して経口、経鼻感染します。
犬伝染性肝炎を起こす犬アデノウイルス1型と似ているウイルスですが、こちらは症状が呼吸器に限定され、全身感染を起こさないので単独感染の場合は比較的軽いですが、他のウイルスや細菌が混合感染すると症状が重くなり、肺炎に至ることもあります。
ペットショップや繁殖施設など、免疫力が弱い子犬が多数飼育されている場所で蔓延しやすいです。
犬アデノウイルス2型はケンネルコフ(※)の原因の一つでもあります。
※ケンネルコフとは
簡単に言うと犬の風邪です。
人の風邪は複数のウイルスや細菌が混合感染していることがほとんどで、原因となっている病原体を特定することが難しく「風邪」と表現します。
犬も同じで、原因となっている病原体を特定するのは難しいので臨床的に「ケンネルコフ」と診断します。
関わっていることが多い病原体として、犬アデノウイルス2型、犬パラインフルエンザウイルス、気管支敗血症菌(Bordetella bronchiseptica)などが挙げられます。
犬パラインフルエンザウイルス感染症
犬パラインフルエンザウイルス5(モノネガウイルス目、パラミクソウイルス科、パラミクソウイルス亜科、ルブラウイルス属に分類)というウイルスの感染により起こる犬の上部気道感染症です。
感染犬のくしゃみや咳により排出される飛沫が経口・経鼻感染することにより広がっていきます。
特に集団で飼育されている場所で流行しやすいです。
症状は発熱、咳、くしゃみ、鼻水などで、単独感染での病原性は低いですが、他の病原体と混合感染することで症状が悪化します。
犬パラインフルエンザウイルス5はケンネルコフの主要病原体です。
犬パルボウイルス感染症
食欲低下、元気消失、発熱、嘔吐、激しい血便などがみられ、脱水し、衰弱して短期間で死亡することがある怖い感染症です。
伝染力が強く、免疫のない子犬では非常に死亡率が高いです。
妊娠犬が感染するとウイルスは胎盤から胎子へ感染し、死産・流産を起こすことがあります。
生まれたとしても新生子は全身感染の結果、死亡したり、心筋細胞が侵襲され心不全を起こすことがありますが、現在では母犬が予防接種を受けていることでこのような事例は減っているようです。
感染犬の糞便や、糞便に汚染された食器やケージなどからウイルスが他の犬の口や鼻に入り込むことで感染が広がります。
パルボウイルスは環境中で感染力を持ったまま何カ月も存在できる非常に丈夫なウイルスです。
アルコール消毒は効かないため、塩素系の消毒薬(ハイターなど)を使用する必要があります。
治療は対症療法を行います。発症から5日~1週間くらい対症療法で耐えられれば抗体が出現し回復が期待できます。
犬コロナウイルス感染症
コロナウイルスという名前ですが、人で流行している新型コロナウイルスではありません。
症状も新型コロナは呼吸器症状がメインですが、犬コロナウイルスは嘔吐や下痢といった消化器症状がメインです。
子犬から高齢犬まで幅広い年齢で感染が見られ、成犬が感染しても比較的症状が軽く済みますが、免疫力の低い子犬が感染すると重篤になる場合があります。
感染犬の糞便やそれに汚染された食器などからウイルスが他の犬の口や鼻に入って感染が広がります。
感染は広がりやすく、複数頭飼育している場合、1頭が感染すると他の子もほとんど感染します。
治療は対症療法を行い、重症例を除いて基本的には1週間くらいで回復します。
犬レプトスピラ感染症
今回紹介する混合ワクチンで感染が予防できる病気の中で唯一、人にも感染する感染症です。
人ではワイル病、秋疫とも呼ばれます。
犬、人以外にも牛、馬、イノシシ、シカ、豚などほとんどの哺乳類が宿主となります。
病原体はレプトスピラという細菌です。
レプトスピラはネズミの尿に含まれ、その尿に汚染された水や土壌に接触して感染します。
感染犬の尿にも長期にわたってレプトスピラが排菌されます。
ネズミがいそうな場所、川や池など水辺に入ったり、犬と一緒にキャンプへ行くといった場合は感染に注意する必要があります。
感染したレプトスピラは犬の腎臓や肝臓で増えます。
レプトスピラには多数の血清型が存在し、血清型によって引き起こす症状が多少異なりますが、肝炎、腎炎、発熱、黄疸、口内・結膜などの出血、嘔吐などが主な症状です。重度の場合死亡します。
治療には抗菌剤を使います。
覚えなくていいですが、レプトスピラの血清型を一部挙げておきますね。
→カニコーラ、イクテロヘモラジー、グリッポチフォーサ、ポモナなどなど(なんだか呪文を唱えているみたいですね)
レプトスピラは7種混合ワクチン以上のワクチンに含まれています。
また、レプトスピラ単体のワクチンもあります。
「すでに今年は5種混合ワクチンをうってしまったけど、旅行でキャンプに行くからレプトスピラをうっておきたい」
このような場合、レプトスピラのワクチンだけ追加接種すればOKです。
レプトスピラ単体のワクチンは動物病院によっては取り扱っていないかもしれないので、かかりつけの動物病院に問い合わせてみてください。
みかける頻度は高くない感染症ですが、関東でも発生していますし、発生すると獣医師の間ではニュースになるくらい怖い感染症です。
血清型によっては届出伝染病に指定されています。
混合ワクチンを接種する回数と間隔
生後2か月頃を目安に1回目の混合ワクチンを接種します。
この時期はまだペットショップやブリーダーのところにいて、子犬が家に来る頃には1回目の接種が済んでいるということも多いと思います。
1回目の接種から1か月くらいで2回目の追加接種を行います。
この時期は家に迎え入れていることもあり、飼い主さんが動物病院に子犬を連れて行って予防接種を受けさせることがあると思います。
接種時期によりますが、初年度は1か月間隔で2~3回接種します。
接種回数はペットショップから子犬を引き取る時に指示されることもありますし、指示が無く不明な場合は2回目の接種の時に動物病院の獣医師に指示を仰いでみてください。
2年目からは基本は年に1回の接種になります。
初年度の最後の接種から1年後を目安に接種します。
しかし最近は3年に1回の接種でいいという考えもあり、飼い主さんによってはワクチン接種をする前に抗体価を調べる方もいます。これに関しては後ほどお話します。
抗体価を調べてみて、まだ十分に抗体価があれば接種を見送りたいという考えです。
1年以内にワクチン接種をしていない場合、ドッグランやペットホテルが利用できないこともありますが、抗体価が十分にあるという証明書を代わりに提示することで利用できる場合もあります。
コアワクチンとノンコアワクチン
混合ワクチンはコアワクチンとノンコアワクチンに分けられます。
コアワクチンは生活環境に関わらず全ての犬が接種することをすすめられているワクチンであり、ノンコアワクチンは生活環境によっては必ずしも必要ないと考えられているワクチンです。
<コアワクチン>
・ジステンパーウイルス
・アデノウイルス
・パルボウイルス
<ノンコアワクチン>
・パラインフルエンザウイルス
・レプトスピラ
・ボルデテラ
コアワクチンと呼ばれる病気は抗体価がワクチン接種後3年ほど持続することが多く、毎年の接種は不要という考え方があります。
一方、ノンコアワクチンは抗体価が1年経つと落ちてきてしまいます。
そこで、ワクチン接種前に抗体価検査を行い、抗体価が十分あればワクチン接種を見送るという選択をする方もいます。
抗体価検査のメリット・デメリット
近年コアワクチンの抗体価が検査できるキットが販売されたりで、ワクチン接種をする前に抗体価検査を希望される飼い主さんが少しずつ増えているような気がします。
十分な抗体価を確認することで、犬へのワクチン接種の負担を軽減したいという考えです。
抗体価検査をするメリットとデメリットを挙げておきたいと思います。
抗体価検査のメリット
・抗体価が十分あればワクチン接種を見送ることもできるので、ワクチン接種による副作用などを避けられ、体への負担が減る。
過去にワクチンでアレルギーが出たことがある、ワクチン後に体調を崩したことがある、高齢で体調が不安などの場合に抗体価検査を利用すると良いと思います。
・中には何度ワクチンをうっても抗体ができにくい体質の子がいます。そういった子が隠れていることがあるので、抗体価検査をすることでちゃんとワクチン接種により抗体が作られていることを確認できます。
抗体価検査のデメリット
・抗体価検査にワクチン接種と同じくらいの金額がかかる。
・抗体価が不十分という結果が出たら、抗体価検査代とワクチン接種代の両方がかかる。
さらに、犬にも採血+注射と逆に負担が増える。
・ノンコアワクチンだけを追加接種したくてもできないことがある(動物病院によってはノンコアワクチンのみのワクチンを取り扱っていない)。
ノンコアワクチンを追加接種しようとするとたいていコアワクチンも含まれているので結局接種することになる。
・ワクチン接種を1年以内に受けていない場合、ペットホテル、ドッグラン、トリミングサロンなどが施設によっては利用できないことがある。
私のまわりでは、今現在は抗体価検査をするよりもワクチン接種をする方が圧倒的に多いです。
抗体価検査に興味を持っている方は少しずつ増えている気がしますが、メリットとデメリットを天秤にかけたときに、結局ワクチン接種をする方を選ぶ方が多いです。
抗体価検査を希望される方の多くは過去にワクチン後に体調が悪くなった経験があるなど、なるべくワクチン接種を避けたい!という方かなと思います。
混合ワクチンが原因かどうかはわかりませんが、混合ワクチンの後に体調を崩してしまう子はいます。
飼い主さんに過去のワクチン接種後の様子を聞くと、特に何も症状が出ませんでしたという答えが返ってくることがほとんどですが、その次に、ちょっと元気が無くなったという答えもまぁまぁありますし、下痢したなどの報告を受けることもあります。
軽い症状なら、ワクチンをうたないよりも、うつほうが感染症を予防できるという点でメリットは大きいと思います。
感染症の予防は必要だけれど、過去に出た副作用の症状が重かった、病気持ちの高齢犬でワクチンをうつのが不安などの場合、ワクチン接種より先に抗体価検査という選択肢があるのは良いなと思います。
混合ワクチンでアレルギー反応が出やすい犬種
ダックスフントは比較的アレルギー反応が出やすい犬種と言われています。
これまで多くの犬に混合ワクチンをうってきましたが、確かにそう感じます。
他の獣医師に聞いても多分そう言う気がします。
ムーンフェイスと言って、顔が腫れるパターンが最も多いです。
腫れ方は顔の一部がちょっとだけ腫れる子(まぶたが腫れたり)から全体に腫れる子まで色々です。
ジャックラッセルテリアもわりとアレルギー反応が出る子を見る気がします。
といっても、ダックスフントでもそんなに多いかと言われると、例えば10頭のダックスにワクチンをうったとしても、顔が腫れる子はほぼいないです。
年間で数頭見るかなというレベルです。
顔が腫れるだけという程度なら命に関わることは無いと思いますが、一度そのようにアレルギー反応が出た場合は、翌年同じワクチンをうつとまた反応が出る可能性が高いので、ワクチンの種類を変更したり、何かしら対策を考えた方がいいでしょう。
重篤なアレルギー反応は私もほぼ見たことがありませんが、「死にかけました」「何日も入院しました」など、話は聞くことがあります。
重い副作用の多くは30分以内に起こると言われていますので、ワクチンをうった後30分くらいは犬から目を離さないようにしましょう。
動物病院によってはワクチン後しばらく病院内で待機させられる時間があります。
待機時間がない場合でも、心配ならしばらく待って犬の様子が平気なのを確認してから帰るといいでしょう。
毎年同じワクチンをうっていて平気でも、ある年に急にアレルギー反応が出るということもありますので、毎年大丈夫だからと安心せずに、接種後は念のため30分くらいは様子を見てあげることをおすすめします。
顔の腫れは接種後数時間してから現れたりもします。
ワクチン接種に行くおすすめの時間帯
アレルギー反応が心配な方はワクチン接種の予定を午前中に設定することをおすすめします。
夕方に接種してその後アレルギー反応が出た場合、動物病院が閉院してしまっているかもしれませんよね。
朝のうちに接種しておけば、その後何か起きても対応してもらいやすいので安心です。
まとめ
混合ワクチンについてはまだ書けることがありそうですが、今回はこのあたりにしておきます。
お家のわんちゃんの生活スタイルに合わせてどのワクチンをうつか考えてみてください。
他の犬との接触がほぼ無い、家からほとんど出ない、高齢になってきたけれどトリミングサロンなどの施設をまだ利用したいからワクチンは最低限でうっておきたいなどの場合は5種ワクチンがおすすめです。
場合によってはワクチン接種ではなく、抗体価検査という選択をするのもありです。
犬を連れてキャンプに出かけたり、山や水辺に出かけることがある場合や都会(特に東京都内)でも他のワンちゃんと接触が多かったりする場合はレプトスピラの入った7種以上のワクチンが良いと思います。
ペットショップで1回目に6種ワクチンをうっているからそのまま2回目以降同じ6種を選択するという方もいます。ちなみに1回目の接種と同じ種類でなくてもOKです。
ただし、注意点としては1回の接種では効果が不十分です。つまり最初に8種混合ワクチンをうっているとして、2回目に5種ワクチンを選択した場合、追加接種した5種分については抗体価がしっかり上がるかもしれませんが、こぼれてしまった犬コロナウイルス、レプトスピラは抗体価が十分上がらないと思います。
せっかく1回目に8種を接種しているなら、2回目以降も8種ワクチンがおすすめです。
こぼれた分が無駄になったとしても、なるべく負担をかけたくないし、生活スタイルを考えても5種でいい!という考えの場合は5種でも良いと思います。
逆に最初に6種をうっているけれど、うちの子には8種(レプトスピラが2種類加わります)を接種させたい!という場合は、初年度は6種→8種→8種と合計3回は接種しましょう。追加したレプトスピラの分の抗体価を上げるためです。
長くなりましたが、今日はこの辺で。また何か思いついたときには追加で書いていきたいと思います。
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