おすすめ小型犬用キャリー 動物病院の通院、おでかけ、災害時に

もうすぐ年末年始がやってきます。

中にはわんちゃんを連れて実家に帰省する方もいるでしょうし、わんちゃんを連れて旅行に出かける方もいると思います。

そこで、今回は小型犬におすすめのキャリーバッグをまとめてみます。

もちろん年末年始のおでかけ以外にも、ちょっと遠い公園に出かける、動物病院へ連れて行くなど、ふだんのちょっとしたおでかけにもご活用ください。

ねこちゃんと違ってわんちゃんはキャリーが無くてもリードを付ければ外出できるかもしれませんが、災害時などにも役立つので、キャリーバッグは最低1つは用意しておくことをおすすめします

さらに付け加えると、慣れていないとキャリーの中に入った時に外に出たがって扉を前足でガリガリ掻いてしまったり、鳴いて騒ぐ場合もあるので、ふだんからキャリーに入ることに慣れさせておくことをおすすめします。

リュック型

リュック型はわりと幅広いシーンで使えるのでおすすめです。

特に、移動方法が歩き、自転車、電車、バス等の場合にはリュック型が便利です。(夜行バスなどの長距離バスはおすすめしません)

背負ったり、前に抱えたりできるので、コンテナ型のようなハードキャリーを手に持って移動するよりも飼い主さんの体への負担が軽いと思います。

注意点としては、中が暑くなってしまうことがあるため、通気性が良さそうなものを選びましょう。

日によっては中に保冷剤などを入れることをおすすめします。

もちろん車での移動にも利用OKですが、車の中で倒れて転がってしまわないように注意してください。

また、長距離を移動する場合はキャスターが付いたタイプも楽かもしれません。

抱っこ紐型

スリングともいいます。

こちらも体に密着するタイプなので、歩いて移動する際には飼い主さんの体への負担が比較的軽いと思います。

抱っこされるのが好きなわんちゃんにとっては飼い主さんとの距離が近いので安心できるタイプのキャリーです。

動物病院に連れてくる方もこのタイプを使用している方は結構多いです。

新幹線、電車などの公共交通機関を利用する際は顔が出ている状態で乗せるのはNGですので注意しましょう。抱っこ紐タイプよりももう少しハードな方がいいかもしれませんね。

ショルダーバッグ型

スリングと比べるとややハード。自立はしますが、地面に置くと犬が中で動いて倒れてしまうことがあります。

肩に掛けるなどすれば、こちらも持ち歩きしやすいタイプの一つではないかと思います。

長距離の公共交通機関での移動というよりは、動物病院への通院、近場のお出かけ、車でのおでかけに向くタイプかなと思います。

コンテナ型

車で移動する場合はコンテナ型の方が使いやすいかもしれません。

長距離バスで移動する場合も一緒には乗れない可能性が高いのでコンテナ型のようなハードタイプがいいと思います。

また、飛行機に乗せる場合にも頑丈なクレートを用意する必要があり、コンテナ型一択となります。

飛行機に乗せる時はほとんどの場合、長時間飼い主さんと離れることになるので、キャリーの中に給水器が設置できるものがいいと思います。

飛行機に乗る場合はご利用になる飛行機会社の注意点をご確認ください。

飛行機会社がキャリーを貸し出していることもあります。

おそらくおおまかに以下の様な基準に当てはまることが必要になってきます。

・強固な材質で製造されていること

・動物が立ったまま方向転換したり、足を伸ばして座ったりできる十分な大きさである

・通気が十分にできる構造

・扉を外からロックできる

・外側に取手付が付いている

・水や汚物がこぼれない

・留め金などがある場合はそれらがしっかり固定されている

・破損が無く、動物が逃げ出す可能性が無い

飛行機の場合は利用条件が他にもあるのでよく確認してくださいね。

犬でも犬種によっては受け付けてくれません!

飛行機での移動は動物に大きなストレスを与える可能性が高いので、どうしてもという時以外は避けたいものです。

コンテナ型のメリットとして、お家でハウスとして普段使いできることや、他のキャリーに比べ、中が汚れても洗いやすいことなどが挙げられます。

上も横も開く方が使いやすいですよ。

また、持って歩くには少々大変なタイプなのですが、肩にかけられる紐を取り付けられるタイプのキャリーを購入すれば、比較的持ち運びやすいです。
新幹線や長距離バスなどを利用する場合には多少歩かなければいけないので、肩にかけられたら少し楽かもしれません。

大きく分けるとコンテナ型のようなハードタイプか、手荷物として持ち運びやすいソフトタイプか、という感じでしょうか。

車でしか移動しない場合はコンテナ型が一つあれば十分かもしれませんが、歩いて移動する場合はコンテナ型だとちょっと持ちにくいので、持ち運びやすいソフトキャリーを一つ持っておくと便利ですし、非常時のためにもコンテナ型を一つ用意しておくのもおすすめです。

猫の場合は迷ったらコンテナ型を一番におすすめしますが、小型犬の場合は私個人としては”これが一番!”というものは無く、上記で紹介したキャリーはどれも良い点があり、どんなふうに使用するかによっておすすめしたいタイプが異なります。
動物病院に来る方を見ていても、皆さん様々なタイプのキャリーを使用しており、あまり偏りが無いように思います。ですが、徒歩、自転車、バス、電車で来る方はリュック型、抱っこ紐型、ショルダーバック型が多いです。車で来る方は様々ですが、コンテナ型を使用されている方は車で来る方が多いです。時々自転車の後ろに紐でくくり付けて来る方もいます。
複数タイプ持っておいて、シーンによって使い分けるのも良いと思います。

そして最後に大事なことをもう一つ!
移動にはストレスが伴います
長距離になればなるほど、ストレスが大きいです。
慣れている子もいると思いますが、移動後に体調を崩してしまう子は珍しくありません。
体調に十分気をつけてあげてください

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