おすすめ猫用キャリー

リードを付けて道を歩ける犬はともかく、猫の場合はお出かけの際はキャリーがほぼ必須かと思います。

たまに犬みたいにリードで散歩している猫も見かけますが、ほとんどの場合は外ではキャリーに入れて移動しますよね。

旅行に猫を連れて行くことは少ないかもしれませんが、猫をホテルに預ける、知人の家に預ける、動物病院に連れて行く、災害時に避難する等、家から猫を連れ出す可能性はあると思います。

猫を飼う上でキャリーは必需品です。
頻繁に使わないとしても、動物病院に連れて行かなければいけない時や、災害時の為に用意しておきたい物の一つです。
もちろん犬にも当てはまります。

ふだん動物病院で働いていると様々なキャリーを見かけます。

その中で、私がおすすめしたいキャリーを紹介してみたいと思います。

今回は猫を中心に考えてタイトルに”猫用”とつけましたが、一部は犬にもおすすめです。

これからキャリーの購入を考えている方、どんなキャリーを買えばいいか迷っている方、参考にしていただければ嬉しいです。

では参りましょう。

おすすめキャリー~機能編~

迷ったらコレ! おすすめ度No.1

まずは機能性からダントツでおすすめしたいのは、以下の点を兼ね備えているキャリーです。
①キャリーの横が開く
②キャリーの上が開く
③キャリーが上下に分裂する(上半分ぱかっと外せる)、扉が取れる
④丸洗いできる

正直言うと今回の記事はこれらの機能を備えているキャリーをおすすめしたいために書いていると言ってもいいくらい。
まぁ、それには動物病院のスタッフとしての視点が入っています…。
ふだん診療している時にこれらの機能を兼ね備えているキャリーがすごく便利だと感じています。
猫を動物病院に連れて行くならこういうキャリーがおすすめ!というタイトルにしても良かったくらい。
怖がりの猫や攻撃性のある猫、野良猫など、どんな性格の猫でもこれらの機能を兼ね備えているキャリーであれば扱いやすいですし、猫への負担も少しは少ないような気がします。

上半分が開くと、本人にはキャリーに入って貰ったまま診察できることもあるので、動物病院で怖がってキャリーから出ない猫や急いでキャリーの中に隠れようとする猫たちにはちょっと安心かもしれません。

横から出ない時は上からでも出せる、上からでも抵抗して出てこない時は上半分を取り外して出せるので便利です。

分裂できるとコンパクトになり収納面でも良いです。

また、キャリーの中でおしっこしたり、うんちしたり、吐いてしまったりしても洗えると便利です。

以下に例を挙げておきます。

軽さ、コンパクト重視

軽さやコンパクトになることを重視するのなら、こういうキャリーも使用している方が多いです。

キャリー自体がとても軽いですし、折り畳めるので場所を取らなくて便利かもしれません。

持ち歩きやすさ重視

以上のキャリーは車移動なら問題ないかもしれませんが、手で持ち歩くには結構しんどい部分もあるので、歩いて移動するという場合にはリュック型が便利かもしれません。


ただ、リュック型のキャリーは中が熱くなってしまうことがあるので、夏は特に注意です。

特に黒色の生地のキャリーだったり、口が閉じて通気性が悪い場合は注意してください。

病院に着いたときには猫が高体温になってしまっていることもありました。

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また、移動時はリュックとして使用でき、移動時以外は拡張してペットハウスとして使えるタイプもあります。

ベビーカー型

持ち歩くのがしんどい場合にはベビーカーのようなカートに乗せるという選択肢もあります。

外が平気な猫ちゃんの場合はカートに乗せて猫とお散歩を楽しんでおられる方もいます。

春は一緒にお花を見にでかけるとか。

カートに2頭くらい一緒に猫を乗せて来る方もいます。

確かに2頭だと重くて持つのは大変です。その点カートだと楽ちんです。

おすすめキャリー~見た目編~

可愛いキャリーもたくさん見かけます。

見た目にこだわりたいという方に、以下のようなキャリーもありますよ。ぜひ参考に。

宇宙船型キャリー

例えばこれ↓はUFOに乗っているみたいでとても可愛いです。

猫が中で丸くなって寝ていたりすると写真を撮りたくなる可愛さです。

丸窓から見える猫の顔に悶絶するキャリー

こちらは丸窓から猫が顔を覗かせているとめちゃめちゃ可愛いです↓

丸窓が出っ張っているので、傷はつきやすいかもしれません。

可愛い猫の姿が丸見えのキャリー

このような後ろが広く透明になっているキャリーを使用している方もいます。

可愛い猫の姿が丸見えなので、見ている側としてはとても癒されます。

しかし猫からすると落ち着かないかもしれません。怖がりの猫にはあまりおすすめしません。

プラスチック部分が割れたりしているのは見たことありませんが、圧力がかかるとミシミシという音がすることがあり、割れないか不安になることがあります。

ネットに入れる

キャリーを持たず、代わりに洗濯ネットに猫を入れて抱っこで動物病院へ来る方もいます。

コスパ的には最強かもしれません。

100円均一でネットを買って使用している方もいます。

ネットの場合は網目の荒いネットがおすすめです。

もちろん、ネットに入れてからキャリーに入れるのもOK。

特に怖がりで逃げ逃げの猫は、家の外に出るとパニックを起こして脱走してしまう可能性があります。

ネットに入れておくと安心です。

ネットは一つくらい家に置いておきたいアイテムです。持ち運ぶとき以外も使えます。

例えば、どうしても猫の爪を切りたいけど、逃げ逃げでぜんぜん切らしてくれない!という時、ネットに入れて逃げないようにしてからネット越しに爪だけ出して切るなんてこともできます。

いかがでしたでしょうか?

気になるキャリーがあればまた更新していきたいと思います。

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