獣医師もりねこの最近~9月~涼しくなってきてなんだか忙しい 

近状報告

こんにちは。

もう9月も終わりが近くなってきました。

今年の夏は暑かったですね。

最近ようやく気温が落ちてきました。

長袖を着ていてもちょっと寒いと感じるくらいです。

先日まで布団をかけずに寝ていたのに、今は窓を閉めて冷房もつけず羽根布団を軽くかけて寝てるくらいです…。私は寒がりな方なので、朝や夜はもう半袖で外に出ると風邪を引きそうです。

風邪と言えば、先日初めてコロナに感染しました(X_X)

急に熱が上がり、その後は微熱がダラダラと続きました。

社会人になって初めて6日も連続で休みました。6日のうち2日は通常の休みの日でしたが。

コロナでずっと家に居たのですが、6日も休めるなら途中から何か有意義な過ごし方ができないかと思っていましたが、結局体調が戻り切らず何も出来ずにダラダラ過ごしました。

ずっと家に閉じこもっているのもしんどいものですね。

毎日普通に働けるって幸せなことだなと感じました。

体調が悪くなると言えば、ここ最近急に涼しくなってきたせいか、動物たちも体調を崩して動物病院に来る子が多いと感じます。

春は狂犬病ワクチンの接種で忙しいですが、最近は狂犬病も落ち着き、接種に来る方は居なくは無いですが少ないです。

最近は何かしら体にトラブルを抱えて来院する子が診察のメインとなっていて、重病な子が多いと精神的に忙しい感じがします。

特に高齢の元々持病を持っていた子の来院が多いです。

暑さで体調を崩す子も多いように思いますが、気温の差も体調を崩すきっかけになります。

愛犬、愛猫の食欲や元気など様子がいつもと違うと感じたら早めに動物病院に連れて行ってほしいと思います。

「ごはんの食べが悪くなって1週間くらい様子を見ていたけど戻らない」というように、しばらく家で様子を見る方もいらっしゃるのですが、その間にかなり体調が悪くなってしまっている子がいます。

悪くなってから治療をすると元気になるまで時間も治療費もかかります。最悪亡くなってしまいます。

動物病院に連れて行くべきか迷ったらまずは電話で相談してみるのも良いと思います。状況を説明して指示を貰ってください。

特にシニアの子たちは早めに病院へ連れていってほしいと思います。

また、しばらく診察に来ていないわんちゃんの飼い主さんから「多分認知症だと思うけど、ずっと鳴いていて、辛そう。うるさくて飼い主の方も眠れなくて参っているので安楽死してほしい」という相談が年に数件あります。

認知症で鳴いているとは限りません。まずは動物病院で診察を受けて体の状態をチェックしてほしいと思います。

これから徐々に気温が下がっていくので人も動物も体調を崩さないことを祈ります。

とはいえまだ日中30℃近い日もあるので熱中症の油断もできません。

皆様お気をつけください。

高齢犬のイラスト

蚊にとっても快適な気温になってきたようで、夏本番よりも蚊を見かけるような気がします。

フィラリア予防薬の投与は12月ごろまでおすすめします。

ノミもまだまだ活発です。マダニにも注意が必要です。

予防をお忘れなく。

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